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ESG経営共創サービス

EUDR(欧州森林破壊防止規則)とは

概要と目的

EUDR(欧州森林破壊防止規則)は、世界的な森林破壊や生物多様性の喪失を防ぐため、EUが導入した環境規制です。牛肉、コーヒー、カカオ、木材、パーム油、大豆、ゴムといった一次産品と、それらを原料とする派生製品(家具、紙、チョコレートなど)を対象としています。EU市場でこれらの製品を販売・輸出する企業に対し、製品の生産過程で「森林破壊や森林劣化に関与していないこと」の証明を義務付けるものです。

適用時期の最新動向

当初の予定から延期を重ね、最新のスケジュールでは、大企業および中規模企業向けに「2026年12月30日」から適用が開始されることが決定しています。

なぜ今、対応が必要なのか?(日本企業への影響)

現在、日本は森林破壊の「低リスク国」に分類されており、義務の一部(リスク評価や軽減措置)が簡素化されます。しかし、ここに大きな落とし穴があります。低リスク国からの調達であっても、生産地の正確な地理的位置情報(GPS座標など)の収集と、生産国における合法性の証明義務は「免除されない」のです。「日本は低リスクだから何もしなくていい」という誤解のままデータ開示の準備を怠れば、EU市場に展開する主要な取引先から取引停止を宣告され、重大なビジネス機会の喪失に直結します。

現場が直面する3つの壁

EUDRの最大の課題は、複雑なサプライチェーンを生産地まで遡って情報を収集し、その正当性を証明しなければならない点にあります 。現場は主に以下の3つの壁に直面しています。

  1. 情報追跡の壁:多重下請け構造などの複雑なサプライヤー網をたどり、原材料の末端の生産地まで遡ってデータを収集するのは現実的に不可能に近い。
  2. 管理・工数の壁:対象となる製品ロットごとに紐づく膨大な位置情報や証明書データを、誰が、どのようなシステムで5年間も管理・保存すればよいか分からない。
  3. 管理と信頼性の壁:膨大な位置情報や証明書データを5年間管理する工数や、海外の現地情報の正当性を確認する術がない。

EUDRをもっと詳しく学べる資料や動画

CBAM・EUDRの基礎と対応手順を動画で学ぶ

CBAMとEUDRの対応手順について、動画で学ぶこともできます。

EUとの円滑な取引を手助けする「EUDR」サポートサービス

EU市場との貿易において対策が必要なEUDRの伴奏支援に関する詳細資料です。

EUDR対応 | フューチャーアーティザンの支援

フューチャーアーティザンが提供する「ESG経営共創サービス」は、単なるアドバイスにとどまらず、現場に入り込む伴走型の支援でこれらの壁を共に乗り越えます。
曖昧になりがちな対象製品の特定を「CNコード・HSコード」を用いて確実に行うことから始まり、原材料の生産国までのサプライチェーンの追跡、位置情報の収集・リスク評価・報告書の作成までを一貫してサポートします。最新の欧州議会の原文までリサーチし、「正解のない」審査基準にも適応できる強固な管理体制を構築します。

義務を「未来の競争力」に変える

EUDRへの取り組みは、一見すると多大なコストと工数を増やす重荷に感じられます 。しかしフューチャーアーティザンは、これを単なる「規制対応の義務」として終わらせず、サプライチェーンの透明性を高め、企業の持続可能性と競争力を両立させる「未来の競争力につながる投資」へと変革する支援を行います。

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