ESG・脱炭素の基本用語をわかりやすく解説
基礎知識ガイド

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ESG経営共創サービス

カーボンフットプリントとは

概要と目的

カーボンフットプリント(CFP:Carbon Footprint of Products)とは、特定の製品やサービスの原材料調達から製造、輸送、使用、そして廃棄・リサイクルに至るまでの「ライフサイクル全体(製品の一生)」で排出される温室効果ガスをCO2に換算し、見える化する仕組みです。
これまで曖昧だった環境負荷を数値として可視化することで、どの工程で多くのCO2が排出されているのかを正確に把握し、ピンポイントで効率的な削減活動に繋げることができます。

なぜ今、自社での対応が必要なのか?

  • 規制:日本国内でもSSBJ(サステナビリティ基準委員会)による新たな開示基準が公表され、2027年3月期から上場企業を中心にサステナビリティ情報の開示が順次義務化される見通しです。
  • 市場:取引先である大手企業から、サプライチェーン全体を通じた正確な排出量データの提出を求められるケースが急増しています。データを開示できなければ、取引継続の条件を満たせず、重要なビジネス機会を失うリスクに直結します。
  • 社会:環境に配慮した製品を選ぶ消費者が増加しており、製品の環境価値を客観的に証明することが、企業のブランド力向上に不可欠となっています。

現場が直面する3つの壁

2026年からの本格適用とルールの厳格化

CFPの算定は重要である一方で、製品単位での算定という目標は日本の製造業に大きな課題を突きつけています。現場は主に以下の3つの壁に直面しています。

  • 算定ルールの複雑さ:製品の製造に関わる多くの工程のうち、どこからどこまでを計算の範囲(バウンダリー)に含めるべきか、複雑なガイドラインを読み解き判断する専門知識が社内に不足している。
  • サプライヤーからのデータ収集:自社工場内の排出量は把握できても、上流の部品メーカーなどの取引先から正確なデータが全く集まらない。
  • コストと人手不足:手作業でのデータ入力や集計により業務負荷が限界に達しており、専任の担当者を配置する余裕もない。
CFP算定・開示のステップ 解説 ウェビナー

ESG経営共創サービスによる解決策

フューチャーアーティザンが提供する「ESG経営共創サービス」は、単なるツール提供やアドバイスにとどまらず、お客様の現場に入り込み「共に創る」アプローチでこれらの壁を乗り越えます。

「小さく始める」現場に伴走する支援

CFPへの取り組みは、最初から完璧を目指す必要はありません。まずは主力製品や手元にあるデータといった小さな範囲から算定を始め、課題を整理しながら段階的に自動化を進めていきます。現場担当者の負担を最小限に抑えながら、データ収集・分析の仕組みづくりに伴走し、継続的に活用できる基盤の構築を支援します。

義務を「競争力」に変える

CFP算定を、単なる規制対応やコスト増という「義務」として終わらせるのは非常にもったいないことです。当社はこれを企業の成長を加速させる「経営戦略の武器」へと転換する支援を行います。例えば、株式会社ミクニ様との取り組みでは「製品のCO2ラベリング」の検証を共同で開始し、製品ごとの環境負荷情報の一元管理を実践しています。
自社製品が環境に優しいという付加価値を客観的なデータとして明確に示すことができれば、新たな顧客の獲得やブランド力の向上にもつながります。CFP対応を単なる規制対応で終わらせるのではなく、「未来への投資」として企業価値の向上につなげます。

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